デザイナーのベルンハルト ウィルヘルム(Bernhard Willhelm)は1972年、ドイツのウルム生まれ。大学で産業工学をび、卒業後、トーリアのカレッジでファッションを学ぶ。その後、22歳でアントワープ王立美術アカデミーに入学。アレキサンダー・マックイーンやヴィヴィアン・ウエストウッド、ダーク ビッケンバーグ、ウォルター ヴァン ベイレンドンク等、多くのデザイナーの下で経験を積み1998年、ファッション科を主席で卒業。
その後、アントワープにオフィスを構え、1999S/Sパリコレクションにデビュー。
デビューコレクションでも際立っていた遊び心と実験精神は、熟練のクラフトマンシップと皮肉めいたユーモアとともに、今でも Willhelm のデザインの核を成している。
現在はロサンゼルスに拠点をおき、レイヴに没頭するティーン、アスレジャー、母国の伝統衣装などのインスピレーションからポップカルチャーへの風刺にあふれたデザインは、現代ファッション界へ新風を吹き込みます。 アバンギャルドなベロアのトラックスーツや、自由奔放なプリントが入ったスカート、Tシャツ、アクセサリーは、絶えず変化するファッション界に適応しつつも、みずからの感性の赴くままに生み出された 刺激的かつ型破りなスタイルは、ファッションはもっと気軽に楽しむものだと主張する。